9月5日

今日のみ言「奇跡のリンゴ」

「無形が先か、有形が先か。無から有が生まれたゆえに無形が先である。見えないものが先である。その無形なる宇宙の原因、見えない主体が神様である。主体があったゆえに対象が生まれる」(天地の大道p148)

「常に信仰が大きいときには現実が小さく見えるし、信仰が小さくなる時には現実が大きく見えるようになる」(み旨の道p432)

「奇跡のリンゴ」って知っていますか。青森の木村秋則さんが絶対不可能だといわれてきたリンゴの無農薬栽培を、まさしく苦闘ともいえる9年を経て成功させた話です。どの一場面をとって教訓に満ちた内容なのですが、中でもこの無農薬栽培成功の核心が「土」にあったことが最大の教訓です。最初の4年間木村さんは目に見える「木」を相手にあらゆる手段を講じました。朝から晩までひたすら虫を取り除き、農薬代わりの酢を散布したりして、必死になって取り組みましたが、全く何の効果も現れず、生活の全ての糧を失って、自殺しようと森に入りました。そこで野生のリンゴの木(実はどんぐりの木)を見つけ、その木の根元にある「土」の違いに気がついたのです。その後の5年間は目に見える「木」で
はなく、目に見えない「土」の中をいかに自然に近づけるかに苦心し、それに従ってリンゴの木に生命力が宿り、虫にも病気にも負けない木となって、無農薬栽培ができるようになりました。私たちも目に見える現実や事情に対処しているだけでは、私たちの本然の価値や生命を生かすことはできないでしょう。信仰の根っこを目に見えない神様に張れば、どんな虫や病原菌が襲ってきても、その現実を凌駕する結実をもたらします。どんな環境においても腐ることがないという「奇跡のリンゴ」。私たちもそんな「奇跡の勝利者」となって起源節を迎えましょう。(Ddayまで536日-祈-)
God bless you !

▲TOP