9月3日
今日のみ言「主体性を育てる質問」
「子供を教育するとき、どのようにすればみ旨のとおりに使命を尽くす人として教育できるかを考え、乳飲み子にお乳をあげるときも、このように考えながらあげなければなりません」(天聖経 礼節と儀式p1169)
たとえば、子供が「○○をやめたい」「○○なんかしたくない」といってくるときがあります。その時「どうして?」とすぐに原因を聞き出そうとしたり、「何言ってるの!○○はこんなに大事なのよ」と強く言い返したりしていませんか。しかしこの時、「やめたいの?」とまずその子供の気持ちに共感し受け止め、さらに「本当にやめたいの?」と軽く聞き返すことで、子供は改めて「自分は本当にやめたいんだろうか」と自問自答しながら、冷静に考え直していくものです。また「どうしたらいいの?」と言う質問には、すぐに答えを出したり、判断したり、提案せずに、「あなたはどうしたら良いと思う?」と逆に質問すると、子供はいくら幼くても解決の道や効果的な方法を自分で模索し始めます。自分で
発見したり、考えたりしたことは、人から教えられたものよりも、もっと強い自覚とやる気につながります。このようにして自分の人生に対して、自分で判断し、責任を持つ習慣を身につけていくならば、大きく成長していくことでしょう。親は自分なりの答えをすでに持っていても、それを僕に命令するように「こうしなさい」と押し付けるのではなく、また「自分で考えなさい」と突き放すのでもなく、一緒に考えてあげて子供が自らの良心(神様)に従って自ら答えを導き出せるようにサポートしてあげることが大切です。これは親子だけではなく全ての人間関係にあてはまる原則です。(Ddayまであと538日-祈-)
God bless you !