7月9日
今日のみ言「禍福一如」(かふくいちにょ)
「どんな孤独な場においても、感謝する生活をすることができる人にならなければなりません。
「神の国は、実はあなた方のただ中にあるのだ」(ルカ17/21)とイエス様が語られたように、
感謝する心で天国をなすことができなければなりません。
感謝する心がなければ天国に行くことはできないのです。」
(天運を呼ぶ生活p152)
30年以上前に京都に大石順教先生という17歳のときに養父に
両腕を切り落とされた尼僧がおられ、
「禍福一如」(禍と福は一つ)という話をよくされておられたそうです。
「両手がないことがマイナスなのではない。
心の持ち方で、一つの出来事が幸せになったり、
不幸になったりする」とおっしゃいました。
そしていつも「生まれ変われるのなら、
また手のない状態で生まれたい」とうれしそうに語られていたそうです。
手のないことで多くの恵みをたくさん受けている実感があったのでしょう。
食事から掃除、洗濯まで日常生活のほとんどを自分でこなされ
、結婚、出産、さらに出家の道をたどられました。
そして自分の腕を切り落とした養父の墓を自ら建て、
「嫌な役回りを果たす人がいたからこそ、今の私の幸せがある」と
供養を欠かさなかったそうです。
自分の人生に感謝しきっている人はまぶしいほどに輝いて、
多くの人に感動と希望を与えてくださいますね。
「今、ここ」に与えられているすべてを、
神様のみ意として肯定的に受け止め、感謝一筋に生きる者となりましょう。
God bless you !