7月29日
今日のみ言「自らの心を開く」
「完全なプラスがあれば、完全なマイナスが現れます」
「皆さんが真心から人を慕わなければ、その人も絶対自分を慕いません」(牧会者の道)
原理によればすべてが相対関係になっています。巷でも「鏡の法則」というように相手の心や態度は私の心情を鏡のように映し出しているだけだといいます。ゲーテは「手は手でなければ洗えない」といいました。相手の心を動かすためには、私の心を動かさなければならないということです。しかし私たちは自分は何もせず、相手が心を開くことや心変わりすることを願っていたり、自らが心を開くと自分が傷つくのではないかと恐れて、無意識に抑制しているものです。ですから、こちらから心を開いて、いいにくい本音や悩み、苦しみなどの感情表現をすると、相手が安心して本音を吐露することがあります。人間は相手が心を開けば、恐怖や不安、緊張感が取れて自分も心を開きたくなるものです。自分が「
ありのまま」の姿をさらけ出しても不変的に愛される存在だと確信すれば、愛の授受作用を自由にいつでも持つことができるようになります。そのような絶対的な信頼の絆を結んでいる関係をまさしく「家族」というのではないでしょうか。その絆はたとえ一時険悪になろうとも「家族」であれば決して離れることはありません。神様を中心にすべての人を私の「家族」として、まず私のほうから心を開いて心情を率直に伝えられるようにしていきましょう。
God bless you !